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2018年3月11日 10:21:42

3/10 第3回「武佐学区コミュニティ居住環境点検活動」を開催しました

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3月10日(土)に武佐コミュニティセンターにて、第3回「武佐学区コミュニティ居住環境点検活動」を開催しました。

まずは、これまでの意見交換の成果のまとめを振り返り、武佐学区の地域課題および地域資源の全体像を共有しました。そして、そこから見えてきた重要なテーマを3つ「新旧住民の交流の場づくり」「安全安心な移動の確保」「空き家等の地域管理」に絞り、それぞれのまちづくりの解決策について意見交換を行いました。

 

新旧住民の交流の場づくり

新旧住民の交流の場づくりのテーマでは、既存の交流の場であるコミュニティセンターや各自治会館、コミュニティスペースのいっぷくなどを取り上げ、住民が考えるそれらの施設の位置付けや役割について確認しました。

長く住んでいる住民にとっては、自治会単位の集まりやつながりに馴染みが強く、基本的に各自治会館を核として地域での活動やつながりを深めていることがわかってきました。逆に自治会を超えた範囲での情報共有や地域活動が乏しいことが課題となっているようです。また、コミュニティセンターなどの新しい場所は、馴染みが薄く、アクセスや使い勝手の問題もあり、利用する機会が少ないこともわかってきました。

 

今後のまちづくりとしては、こうした状況に対して、学区全体の交流・連携が強化するように、魅力ある活動や事業をコミュニティセンターで実施し、新旧住民の融和を図ったり、まちづくり協議会を中心に、自治会の枠を超えた連携や地域内の情報共有を強化するべきであると、検討されました。

さらに、古民家を活用して、気軽に立ち寄り、お茶などができる住民運営の場所を作れると良いという意見もあり、そのような場所を街道沿いに数箇所整備していけるような支援や取り組みがあると良いという提案もありました。

 

安全安心な移動の確保

安全安心な移動の確保のテーマでは、まずハード面の具体的な課題が確認されました。

例えば、側溝のフタがない箇所があることや道が狭くてシルバーカー・シニアカーと車のすれ違いが危ない点など、高齢者の日常生活にとって危険が多いことが指摘されました。

また、ソフト面のアクセシビリティについても、様々な課題が改めて指摘されました。

例えば、あかこんバスの利便性に問題があって、気軽に利用できないことが言われています。一方で、住民同士の助け合いによる移動支援の期待と必要性が話されました。そうした取り組みが可能となる機運と土台づくりを進める必要があることが確認されました。

 

そこで、このテーマとしてのまちづくり活動としては、まずは自動車対策を進めることと、ソフト面では地域での声がけや体制づくりを進めることが提案されました。また、歩行環境は高齢者に限らず、子供にとっても重要なテーマであるため、あらゆる世代で議論を促す必要があることが提案されました。

 

空き家等の地域管理

空き家等の地域管理のテーマでは、これから空き家になる物件がある一方、現在空き家になっている物件の対策が主に話されました。

まず、現状の課題としては、空き家の維持管理に様々なコストがかかりすぎることと、空き家活用にもハードルがあることが確認されました。そのために、住民にとっては魅力ある街並みが活かされないことが悩みのようです。その対策には、空き家の活用や維持管理を促すための体制作りを進める必要があることが提案されました。

 

一方で、空き家になってしまう背景には、地域に人を惹きつける魅力が足りないことがあるのではないかという意見も出てきました。そのため、若い世代が地域に住まなくなり、どんどん空き家が出てしまうことになると考えました。その対策には、地域の魅力作りと住みたいと思える住まいを提供・斡旋する仕組みを作り、移住をしやすい環境を作っていく必要があることが提案されました。

 

本まちづくりワークショップは今回で最終回となります。

3回を通して、超高齢社会に対応した様々なまちづくりの考えやアイディアの理解を深めることができました。また、やるべき対策や活動についても整理されてきました。

さらなる進展のためには、地域住民やまちづくりに関心のある方と一緒になって、引き続き、まちなかのまちづくりの仕組みについて、議論を深める機会を設けたいと思います。